【SI事業部】Cursor活用による業務効率化
PMOメンバーから、Cursorを活用した日常業務の効率化について発表がありました。
取り組みの背景
AIツールの従量課金制という特性を踏まえ、コストを意識しながら最大限の効果を引き出すための工夫について共有されました。

具体的な活用事例
1. マークダウンのPDF変換
ドキュメント作成において、マークダウン形式で書いた文書をPDFに変換する作業を効率化しました。Cursorに指示を出すことで、変換作業を自動化できるようになりました。
2. AWS構成図の作成・修正
AWS構成図をCursorで指示を出して作成し、修正が必要な際も柔軟に対応できるようにしました。構成図の変更作業が大幅に効率化されました。
3. プロンプトの体系化
業務でよく使う指示を3種類のプロンプトとして整理・作成しました。これにより、繰り返し行う作業の精度と効率が向上しました。
コスト最適化の工夫
Cursorは従量課金制のため、使用料を気にしながら運用する必要があります。発表者は安価なモデルを選択するなど、コストパフォーマンスを意識した使い方を実践していることが紹介されました。
【SI事業部】プロジェクト振り返りとCursorによる資料作成
SI事業部部長から、1年間のプロジェクトを振り返っての気づきと、Cursorを活用した資料作成について発表がありました。

プロジェクトの振り返り
1年間のプロジェクトを通じて、各メンバーの協力があってこそ案件を円滑に進めることができたという振り返りが共有されました。
チーム運営の工夫: 各メンバーに対して、具体的に取り組んできた内容を全体へフィードバックする機会を設けました。これにより、個々の貢献が可視化され、チーム全体のモチベーション向上につながりました。
Cursorでの一気通貫スライド作成
プロジェクトの振り返りスライドを、Cursorを活用して一気通貫で作成できたことが紹介されました。構成から内容の作成まで、AIの支援により効率的に資料作成を進めることができました。
効果: 従来は時間のかかっていた資料作成作業が大幅に短縮され、より本質的な内容の検討に時間を使えるようになりました。
【SI事業部】AWS CDKにおける技術的知見の共有
エンジニアメンバーから、AWS CDKの実践的な知見について発表がありました。

AWS CDKの認識共有
AWS CDK(Cloud Development Kit)を使った開発において、L2コンストラクタ(高レベルな抽象化を提供するコンポーネント)が使用しづらいケースがあることが紹介されました。
課題: L2コンストラクタは便利な反面、細かいカスタマイズが必要な場合に制約となることがあります。そのような場合は、より低レベルなL1コンストラクタやエスケープハッチ(escape hatch)を活用する必要があります。
活発な質疑応答
発表後は、メンバー間で活発な質疑応答が行われました。実際のプロジェクトでの経験を踏まえた議論により、チーム全体のAWS CDKに関する理解が深まりました。
【代表】2025年の成果と今後の展望
最後に代表から、2025年の大きな成果と次年度以降の課題、そして今後の展望について発表がありました。

2025年の主な成果
今年は、会社として大きく飛躍した1年となりました。
1. AWS Advanced Tier昇格
AWSパートナーとしての最上位ティアであるAdvanced Tierへの昇格を達成しました。これにより、より高度な技術支援と顧客へのサービス提供が可能になりました。
2. エンタープライズのプライム受注
大手エンタープライズ企業から直接受注(プライム受注)を獲得できました。これは当社の技術力と信頼性が評価された結果です。
3. パートナーチャネルの拡大
戦略の転換: 一次請けに拘らず、同じ志を持つ企業とパートナーとして協働していくアプローチも積極的に採用しました。
顧客満足度の証明: アップセルが多く発生していることは、顧客満足度が高い証拠となっています。既存顧客からの追加案件や契約拡大が継続的に生まれています。
4. デジタルマーケティングの強化
ブログやホームページを大きく刷新した結果、問い合わせが増加してきています。オンラインでの認知度向上が着実に進んでいます。
5. HRMシステム導入の効果
社内にHRMシステムを導入し、フィールドボイスという機能で社員から具体的な意見を多く収集できるようになりました。これらの意見は逐一反映させていく方針です。
成長率の達成
YoY(前年比):+60%
前年比で60%の成長を達成しました。1月から4月にかけて、さらなる追加受注を目指して営業活動を強化していきます。
生成AI活用の推進
社内では生成AIを多く取り入れてきました。現時点では主にCursorを使用していくことになります。開発効率の向上とコード品質の維持を両立させながら、AI活用を推進していきます。
次年度以降の課題
1. HP刷新直後のSEO低下への対応
ホームページ刷新直後の6月から9月にかけて、SEO順位の低下により問い合わせが減少しました。しかし現在は、以前のホームページと比較して1.4倍に改善しています。継続的なコンテンツ改善により、さらなる向上を目指します。
2. リスキリングのスピード感改善
技術の進化が加速する中、社員のリスキリング(技能の再習得)をより迅速に進める必要があります。学習環境の整備と効果的な教育プログラムの提供を強化していきます。
3. 採用基準の見直し
現在の採用基準がハイレベルに映り過ぎている可能性があることが判明しました。優秀な人材を確保しつつ、より多くの候補者にとって魅力的で挑戦しやすい基準への見直しを進めています。
透明性の向上
フィールドボイスで収集した社員からの意見を反映し、グレード制度や評価軸、各職種に求められることについてホームページで公開しています。
公開ページ: https://www.ragate.co.jp/expertise/culture/
これにより、社内外に対する透明性を高め、当社のカルチャーをより明確に伝えています。
技術スタックの柔軟性
今後の情勢に合わせて、AWSだけでなくSnowflake等の他の技術も積極的に使用していく可能性があります。顧客のニーズと技術トレンドを見極めながら、最適なソリューションを提供していきます。
最後に
今回のLT会では、実務に直結するCursorの活用術、プロジェクトマネジメントの実践知、AWS技術の深い知見、そして会社全体の成長戦略まで、多岐にわたる内容が共有されました。
各メンバーの積極的な知識共有と、代表からの明確なビジョン提示により、個人の成長と会社の発展が結びついた、非常に有意義な会となりました。
今後も定期的にLT会を開催し、社内のナレッジ共有と技術力向上を推進してまいります。
















